敬神生活の綱領

 

 

「敬神生活の綱領」は、神社本庁設立 10 周年に際して制定された綱領です。以下にその全文をお示しします。

 

 

  神道は天地悠久の大道であって、崇高なる精神を培ひ、太平を開くの基である。神慮を畏み、祖訓をつぎ、いよいよ道の精華を発揮し、 人類の福祉を増進するは、使命を達成する所以である。 ここにこの綱領をかかげて、 向ふところを明らかにし、実践につとめて、以て大道を宣揚することを期する。

 

一、 神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと。

 

一、世のため人のために奉仕し、 神のみこともちとして世をつくり固め成すこと。

 

一、大御心をいただきて、 むつび和らぎ、国の隆昌と世界の共存共栄とを祈ること。