神宮大麻について
初穂料
(小)1,000円
(中)1,400円
三重縣護國神社をはじめ各地の神社には、その神社の御祭神のおちからが宿るお神札があります。
中でも伊勢神宮の神さまである天照大御神のおちからを宿し、私たちにより大きな恵みを与えてくださるお神札を特に「神宮大麻」と称しています。
神さまのおちからをいただく点では、お神札もお守りも同じですが、お神札は家庭や職場などでおまつりし、お守りは常に身につけて携帯するものです。
■伊勢神宮とは
三重県伊勢市に鎮座し、正式には「神宮」と申します。皇大神宮(内宮)では、皇室の御祖神の天照大御神を、豊受大神宮(外宮)では産業の守り神の豊受大御神をおまつりし、時代を超えて人々から「お伊勢さま」と親しまれています。
年間数多くの祭儀が行われていますが、代表的なのは、十月にその年実った稲穂などをお供えする神嘗祭です。また、二十年に一度、社殿の建て替えなどが行われる「式年遷宮」は千三百年にわたり続いている重要な祭儀です。
■神宮大麻・暦に関する祭典
神宮大麻・暦に関する祭典は神宮御当局において奉仕されています。
1月上旬 大麻暦奉製始祭
◇午前10時
神宮大麻と神宮暦の奉製を始めるにあたり、大御神の御加護のもとに滞りなく行われるよう祈る祭典です。
3月5日 大麻暦頒布終了祭
◇午前10時
全国崇敬者にお頒けする大麻と暦の頒布終了を奉告するお祭りです。
4月中旬 大麻用材伐始祭
◇午前10時
神宮大麻の御用材を伐り始めるお祭りです。
9月17日 大麻暦頒布始祭
◇午前10時
新年を迎えるにあたり、神宮大麻を氏神の御神札と共に神棚におまつりして、大御神様の御恵をいただき、国家の隆昌・家内の安穏をお祈りするのは、われわれ日本人が祖先から受け継いできた慣わしです。
12月下旬 大麻暦奉製終了祭
◇午前10時
神宮大麻と神宮暦が滞りなく奉製し終えたことを奉告するお祭りです。
随時 大麻修祓式
清浄に奉製されたお神札やお守りなどをお祓いする式です。
■暮らしの中の神棚